暑中お見舞い申し上げます☆ ブログ離れが甚だしい私、高木繭子の実に3ヶ月ぶりのブログ更新です!トホホ…。 皆様いかがお過ごしでしたか???
今日はね、最近私の周りを見渡していて感じた「SNSの捉え方」について考えてみたいと思います。
人間には「承認欲求」というものがあります。 他者から「認められたい」という欲求です。 この欲求は私たち人間が文化的に、そして社会的に生存する上で、とっても大切なものでもあります。 だけど、TwitterやFacebookなどといったSNSの中で、その欲求を満たそうとしてしまうのは、ちょっぴり危険なことだと思うのです。
SNSはあくまでも非リアルな世界であって、現実の「生もの」とはちょっと違う。 「承認欲求」を満たす手段として利用すると、どうしてもSNSに依存していってしまう危険もあります。 ましてや、他人のSNS上での言動によって、あれこれ心をザワつかせたり、腹を立てたり、落ち込んだり、そんなことが万一、今、心の中で起こっているのなら、そういう人は少しSNSから離れた方が良いです! どんどん心が不健康になっちゃいますよ。
「他人は絶対に自分の思い通りにはならない!」 これは、私たちがカウンセリングをする上での鉄則です。
「他人に認めてもらいたい」という気持ちは、気持として、もっともっと重要なのは「自分が自分を認める」ということ。
「自信」って他人に誇れる事とか、自慢する事とか、他人よりも勝ってる事なんかじゃなくて「自分を信じる」ということ。 だから、自分が自分を大切に、信じ続けていれば、他人がどうであれ、他人にどう思われたって、あんまり気にならなくなる。 この部分のバランスを崩しかねないのが、SNSのバーチャルな世界だと、私は考えています。(ま、確かに「いいね」されると嬉しいけどね♪)
FBにしてもTwitterにしても、個人個人のフィードだったりTLだったりって、その人それぞれの「お部屋」みたいなものでしょ? そこにズカズカズカって勝手に入っていって「この部屋の壁の色、気に入らないから変えてよ!」とか「ここにこんな家具置いてるのって間違ってる!」とか、平気で言ってしまうのは、自分の領域を超えた行動だと思う訳ですね、カウンセラーとしては。 気に入らなければ、触れなければいい。 その人の部屋には、その人その人のセンスがあって、そんなセンスが好きな人だけが、そのお部屋に遊びに行けばいいんだよ♪
自分の領域と他人の領域が曖昧になることは、とっても危険な事です。 人の書き込みにいちいち一喜一憂したり、必要以上にそれが気になったりするなら、それはもうやめた方がいい。 SNSの中のお話は、あくまでもSNSだけでということ。 現実の出来事に感じられるけれど、心の健康のためには、所詮バーチャルなものだと認識しておく必要があります。
人の心に勝手に入り込んだり、人の心を操作しようとするってことは、ものすご〜く怖いことで、絶対にしてはいけません!
他人のことより、まず、自分のこと。 自分自身を大切に、いつもいつも信じてあげられることが、とっても大事なこと。 人には、なかなかわかってもらえなくたって、この世で最も大切な自分自身が、自分のことを認めていれば、そんなのちっとも怖くない。
自分の「大丈夫!」が一番心強い♡
って、ことを、私は毎日クライアントさんに会っていて教えてもらっています。
カウンセラー繭子を育ててくれたのは、大学でもカウンセリングスクールでも学会でも研修でもなく、沢山の私のクライアントさんです!
代表カウンセラー 高木繭子
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