「うつの方に’がんばって’と言ってはいけない」というのは、最近とっても一般化していて、皆さんも耳にされると思います。
もう十二分に頑張ってる人に向かって「がんばれ!」と言うのは、その人にとっては「まだこれ以上頑張れっていうの?もうこんなに必死に頑張ってるのに…」と追い詰められてしまう言葉なので、使わないでおきましょうねというわけですね。

私たちカウンセラーがカウンセリング中に「言ってはいけない!」とされている言葉があります。
それは、「絶対」と「大丈夫」です。
「絶対」というのは、この世にありえないことだから、安易に「絶対」と保証してはいけないという意味から。
そして「大丈夫」というのはちっとも大丈夫ではないクライアントさんに対して楽観的に「大丈夫」と上辺の安心をあたえてはいけないからです。

とは言うものの、目の前に元気を失くして泣いている人が居たら、優しく背中をさすって「大丈夫よ」って言いたくなるのが人情ってもんじゃないですか?
これをグッと堪えるのもお仕事なんですけれども…

よく私がクライアントさんと話すこと。
「嫌なことばっかりの人生はきっと無いし、好いことばっかりの人生もきっと無いよね。」
「人生は大概のことが’大丈夫’に出来てる。だから私たちは今日もこうして生きてるんだよね。」

本当は
「やなことばっかの人生なんか絶対無いし、いいことばっかの人生だって絶対にないんだからっ!」
「人生はほっとんどのことが大丈夫にできてるんだから!だから大丈夫よ!!!」
と、言いたいところですが…
仕事中には、言えません。だから、表現を変えて、言い回しを必死に工夫して、これを伝える努力をしてます。
だって、誰かに「大丈夫!」って言って欲しい時ってありますよね?

要するに、カウンセラーの私が「大丈夫!」とクライアントさんに安心感を与えることが、カウンセリングなのではなく、クライアントさん自身が自分で「大丈夫!」と自らを信じられる様になってもらうこと、これがカウンセラーのお仕事なのです。

「自信」という言葉は、【自らを信じる】と書きますね。何か特別な能力や、優れた何かを持っていることだけを「自信」というのではなく、【自分自身を信じること】こそが、自信なんだと私は思ってます。

カウンセリングルーム Queensberry
代表カウンセラー 高木繭子

カウンセリングルームクイーンズベリーは、名古屋の久屋大通にある女性専用のカウンセリングルームです。
自信を失くしてしまうこと、生きるということに疲れてしまうことってありますよね。
一人で抱え込まずに、お話してください。
女性カウンセラーが、あなた本来の笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

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